職員ブログ

福岡市で大地震発生!その時、地域でできることは?

~東花畑校区 防災訓練での要援護者安否確認の取り組み~

平成24年11月18日()、東花畑校区で防災訓練が行われました。

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東花畑校区は、南区25校区の中で高齢化率が最も高い校区(平成24年9月末現在28.2%)であることもあり、平成23年度より福岡市の『地域福祉ソーシャルワーカー・モデル事業』と『南区地域福祉ネットワークづくりモデル事業』のモデル校区に指定され、「災害時・平常時を問わず高齢者等を地域で見守り支える仕組みづくり」に取り組んでいます。

その取り組みの中で、今年度、校区の関係団体(自治協議会、町内会連合会、民生委員児童委員協議会、社会福祉協議会、シニアクラブ、自主防災・防犯協議会、公民館)と市・区社協と南区役所とが協力し、「災害時の避難支援体制づくり」と「平常時の見守り体制づくり」を併せて検討するワークショップ(話し合い)を開催し、支援が必要な高齢者等に対し、誰がどのように支援するのかを検討しました。

 今回の防災訓練では、避難訓練に併せ、各町で検討した災害時の支援体制についてシミュレーションを行うとのことで、社協職員Kは町内会単位の動きから同行させてもらいました。

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今回見学させていただいた野多目5丁目町内会では、災害時に支援が必要な高齢者のお宅を、担当の支援者(近隣住民の方や役員等)が訪問し、実際に安否確認のシミュレーションを行っていました。

その後、町内で定められた一時避難所に集合し、要援護者の安否の状況を各支援者が民生委員へ報告し、町内の安否確認の状況が取りまとめられました。

その後は、各町の一時避難場所から校区の避難場所である小学校のグラウンドへ集まり、避難者数等の報告とともに、各町の要援護者の安否確認の状況が校区の災害対策本部へ報告されました。(下の写真は、各町の状況を校区で集約している様子です。)

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「災害時に支援が必要な人に対して誰がどのように支援を行う」という具体的な体制づくりを行っている地域は、福岡市全体でもまだ少なく、実際に訓練で体制のシミュレーションや検証まで行っているという校区はほとんどありません。

東花畑校区も体制づくりの状況は町により差もありますが、ワークショップや今回の訓練を通し、団体の垣根を越えて校区全体で「高齢者等を見守り、支えよう。」という気運が高まっています。

いざ、災害時に助け合うためには、普段からの関わり・つながりが不可欠です。平常時の見守りが災害時に活き、また、災害時の体制づくりが平常時の見守りにも活きる…あなたの校区でも、様々な活動や団体同士がお互いに協力できることがきっとあるのではないでしょうか。